*...*...* Opus.21 もう一度、アンダンテ (2007/2/4th)*...*...*
こんばんは、ポッキーですv

明け方にコーヒーを淹れて、至福の鑑賞会ねvと思っていたら。
ごそりと下の娘が起きてきて、TV画面を見て、言った一言。

「あ、香穂ちゃんと妖精さんの物語だv」

確かに、この頃は、他のどのキャラよりも、「香穂ちゃん×リリ」のカップリングが多かったかも…。
ポッキーは、香穂ちゃん×柚木先輩、とは言わないけど、せめてリリの代わりに男性キャラを当てはめたいなあ、と思って、尋ねましたv

ポ:「えーっと、他にもいろんな子、出てくるでしょう? アヤの好きな月森くんとか」(汗)
アヤ:「ああ。青い髪の人ね」
ポ:「そうそうv」
アヤ:「で、えーっと、この妖精さん、なんて名前だったっけ?」(←気になるらしい)
ポ:「思い出せる? なんだったっけ?」(にっこり)
アヤ:「んーーー。あ、分かった! 『ララ』だ!
ポ:「ん…。それは毎月コルダが載ってる雑誌のお名前(『LaLa』)、だねv」(にっこり)
アヤ:「えっと……。んーーー。分かった!!」
ポ:「なあに?」
アヤ:「『ルル』だ!」(にこにこ)
ポ:「…風邪薬なんだ…」(遠い目)

一応、同音を2個重ねる、ということはできてるのね…。
それでもってラ行、ってことは認識できてるのね…。

というわけで、感想行きますv



今回は、音楽科棟の廊下で、香穂ちゃんが月森くんに話しかけるところからスタートですv

「月森くん」
「日野」
「あの」
「なんだ?」
「ヴァイオリンの弦の張り方を教えて下さい。お願いします」
「練習を再開するのか?」
「私、また頑張るって決めたの」

月森くんは香穂ちゃんの目を見て何かを感じたのでしょうね。
さらりと目を伏せると(←まつげ、長い…)、告げています(この、ツンデレ加減が月森くんの魅力です(壊))

「明日午前10時駅前で待ち合わせよう。じゃあ、俺は練習があるからこれで」

『なんだか胸に染みてくる』
『ヴァイオリンってこんなに綺麗な音がするんだね』
(あの時と同じ目をしていた)
第一セレに入る前に見た香穂ちゃんの表情そのままだったことに、思いを馳せる月森くんです。

早速翌日v

(どこへいくつもりなんだろう)
香穂ちゃんは月森くんの後ろ姿を追いながらヴァイオリンを手に歩いています。
月森くんの服は一瞬制服かと思いましたが、違いました。白いジャケットを羽織って清々しいです。
電車、バスに乗り継いで山奥へ行く二人。
なんだか、とてもデートとは思えない厳粛さが漂っています。(気のせい?)
着いた場所は、ヴァイオリン工房でしたv

「こんにちは、ご無沙汰しています。中田さん」
「祖父の代からお世話になっているヴァイオリン職人の中田さんだ」
「今日は見学をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

月森くんは香穂ちゃんとヴァイオリン職人の中田さんを紹介すると、順々にヴァイオリン工房を説明していくんですね。

このシーン、ゲームでも大好きだったんです(≧▽≦)

「君を認めることができない」
って言ってた月森くん。魔法のヴァイオリンの存在が認められなくて、香穂ちゃんも認められなくて。
けれど、魔法のヴァイオリンが壊れてからも、必死に練習する香穂ちゃんを見て、何かを感じたのかなあ、って。
『もっと、ヴァイオリン自身を好きになって欲しい』
って月森くんの内面の声が聞こえそう、って思うんですv
こうやってさりげなく香穂ちゃんの足りないところ(音楽史的なものから、ヴァイオリンの作りから)を
教えてくれてるんだ…。って本当に嬉しくなりますv

職人さん、ってどの方も、無骨で素っ気ない、っていうのがキャラとして書きやすいかな、と思いますが、
この中田さんもそんな感じの方ですv

「まあ、かまわんが。弾くのと違って修理なんざ、それほど面白いものじゃないがね」

そう言うと、モクモクと自分の作業に戻りますv
「人と違って楽器は長い年月を生きることができる」
「300年前のだ」
「こいつはいろんな職人の手を経て、長い間音を奏で続けてきたんだ。
ここでちゃんと直してやらんと、先人たちに申し訳ない」
「(修理には)数ヶ月、あるいは1年くらいかかるかな」

月森くんは香穂ちゃんに言います。

「君のヴァイオリンもこの世でたった一つしかないものだ」
「この世で、たった一つ…」
(そうだ。これはリリの音楽への思いがこもったこの世でたった一つのものなんだ)
香穂ちゃんは思います。
月森くんは香穂ちゃんを促しますね。
「君のヴァイオリンを一度中田さんに見てもらった方がいい。
3本も同時に切れたんだ。どんなダメージがあるかわからない」

中田さんは香穂ちゃんの(魔法のとけた)ヴァイオリンを見て、感嘆の声を上げます。
「信じられん。弦が同時に3本も切れたのに、ボディにゆがみがなければ、コマもゆがんでない。
ずいぶん腰の据わったお嬢さんだね」
「私はそんな…」
「君じゃない、そのヴァイオリンのことだ」
あらら、そうなの? ヴァイオリンって女性名詞だったのね…。
女性名詞って、ship(船)しか知らなかったなあ…。あと、台風とか?(違う)

中田さんは香穂ちゃんにヴァイオリンを手渡すと、月森くんに依頼します。
「なかなかいい顔をしたヴァイオリンだ。大事にしなさい。
そうだ坊ちゃん、そのヴァイオリン、調整を終えたばかりなんだが、
良かったら一曲弾いて、調子を見てくれんかね」

『坊ちゃん』
うう、なんて月森くんに似つかわしいんだろう。
柚木先輩もいかにも坊ちゃん、って感じだものね。音楽科って、やっぱりお金持ちさんが多いのかな。
特にヴァイオリンをやる人は…(分数ヴァイオリンの買い換えだけで大変だものね…)
そうだよ。
別にオーブンでグラタンを焦がしちゃったっていいんだvそんなことはお手伝いさんがやるんだからv(はい?)


月森くんの音を聴いた中田さんは何かを感じます。

「音が柔らかくなったな」
「聞かせる相手が違えば演奏も違うか」


さて、画面変更ですv

南楽器店で熱くピアノを弾き続ける土浦くん(ショパンの革命かな)

『どっちも選べないヤツは必要ない』
サッカー部、部長の言葉が浮かんできます。

そこに月森くんと香穂ちゃんがやってきます。

「日野、お前…」
「そうか、張り直すことにしたんだな」
土浦くんも香穂ちゃんの表情を見て、月森くんと同じことを感じます。

(あいつのあんな笑顔は久しぶりだな。吹っ切ったってことか。
俺も中途半端から卒業しないとな)

「金色の弦だけ残して、3本だけ張り替えたいの」
「もう少し強めに」
「まずはA線から。このラの音からだ」

音を作り出す香穂ちゃん。
けれど、魔法がかかってないヴァイオリンはひどい音が出ます。
不思議そうに見守る土浦くんに、香穂ちゃんは苦笑を交えて話します。

「今は、何も聞かないで?」
月森くんは分かってるんでしょうね。
今が本当に本物の香穂ちゃんの実力だということを。
けれど、黙って応援するんです。
修理した新しいヴァイオリンを懸命に弾く香穂ちゃんが素敵だから、それでいいんですv
「日野、もっと腕の力を抜くんだ」

(ひどい音…。まるで初心者。でも当たり前よね。
私はヴァイオリンが好き。だからまた最初から始めればいい)

こう決心した香穂ちゃんは美しいですね。
それを見守るLRコンビもまた素敵です。二人のナイトに囲まれた香穂ちゃんが、とっても素敵ですv


さて、CM後


昼休み、かな。
練習室でヴァイオリンケースを開くと、リリが現れます。

「自分で張り直してみたの。月森くんに教えてもらって」
「きっとそんなお前だから、我が輩の姿が見えたのだな。
今まで積み重ねてきた練習はきっとお前の力になっている。それを信じるのだ」

励ますリリに香穂ちゃんは言い切ります。
こういうある種の開き直り、というか『突き抜け』って、見てて、気持ちいいです。
頑張れーって応援したくなりますねv

「私、このヴァイオリンと頑張る。
だって、これはリリが私にくれた世界でたった一つのヴァイオリンだから。
頑張って、コンクールを最後までやり遂げる。
私、ヴァイオリンと出会えて良かった。ありがとう、リリ」


屋上で練習を始める香穂ちゃん。
(落ち着いて、力を抜いて)
ゆっくりと弓を引きますが、出てくる音は相変わらずヒドイ音です。
それを聞きつけて火原先輩がやってきます。

「この音、誰だろう。もしかして…。香穂ちゃん!」
「良かった、ヴァイオリン続けることにしたんだね」
「いや、おれはなにも…。力になれなくて」
「ところでさ、指、けがでもしたの?」

「ひどい音ですよね。でもこれが今の私なんです。
私、ヴァイオリンが好きなんです。
今はこの気持ちを大切にして、ヴァイオリンと向き合いたいと思っているんです」

柚木先輩も香穂ちゃんの音を聞きつけます。

(ひどい演奏だな…。まるで素人だ。── 日野か。退屈しないな、まったく)

志水くん冬海ちゃんの1年生コンビも聴きつけます。

「でさ、志水くん、そろそろ取材に答えてほしんだけど」
「香穂先輩…。香穂先輩の音です」
「冬海ちゃん?」
「今までの音と違いますが、よかった…」
「これ、本当に日野さんが弾いてるの!?」


金澤先生もこの音に、ネコちゃんに餌付けしながら心地よさそうに身を委ねてますねv

ミオちゃんとナオちゃんもケーキでお祝いですv
香穂ちゃん、頑張れ。
よし今日はお祝いだ! と。



ところが香穂ちゃんよりちょっと遠くにいる人たちは辛辣です。
コンクール参加者に選ばれなかった、というヒガミネタミもあるのかな…。
それくらい香穂ちゃんの音色がひどい、ってこともあるのかな。

「え、これ日野さんが弾いてるの?」
「ヴァイオリンを替えたって噂だけど」
「弾き方を変えたのか?」
「それにしてもここまでひどくなるか」
「ひどい音。全くですわ」
「普通科の方は少しの間弾かないだけで、弾き方も忘れてしまったみたいですわね」
「辞退すればいいのに」
「柚木さまが渡英なさったら、ますますコンクールの質が落ちてしまうわ」

と、そこへ聞きつけたように柚木先輩がやってきます。

「そういってくれるのは嬉しいけど。
拙い演奏だけど、一生懸命弾いてる姿は、温かく見守ってあげないとね。それじゃ」

さりげなく自分の株も上げつつ、香穂ちゃんを守りつつ、そして悪口を封印しつつ。
3つのことを同時にやる柚木先輩は立派だ(笑)

月森くんは、練習室で香穂ちゃんの音を真剣に聴き入ってますね(横顔、素敵だ〜)
(もっと力を抜け、日野)

土浦くんも、屋上のドアの影、香穂ちゃんの音を聴いてます。そこで、決心するんですね。
土浦くんはグラウンドに行きます。
強い意志を持って、部長と顔を見合わすと、一礼しています。
「お世話になりました」
退部届を出す土浦くん。
それを部長は破り捨てます。
「俺はな、土浦の覚悟を知りたかったんだ。スポーツも音楽も勝負の世界は厳しい。
一つのことに集中していなければ、勝ち抜けるものじゃないぞ。やるからには、勝てよ」

うわーーん。こういうの、大好きだ!!
部長さん、お名前、なんて言うんだろう…?(あとでWikiで調べようかなv)

新たな決心をした土浦くんは、香穂ちゃんと向き合いましたv

「日野、ちょっといいか。頑張ってるな」
「まだまだヘタだけどね。みんながなんて言ってるか知ってる。
けど、焦らずゆっくり一歩一歩進んでいこう、って決めたの」
「俺は、お前が戻ってきてほっとしている」

きっぱりとそういう香穂ちゃんに、土浦くんは切々と自分の昔話をし始めます。
自分のことを知って欲しい、って思うんでしょうね。
同士のような…。一緒に頑張っていきたい、そう思ってるんでしょうねv

「俺もコンクールにはイヤな思い出がある。
小学生の時、一度だけコンクールに出た。18歳以下を対象とするジュニアコンクールだった。
俺は、すべてを出し切り、他のどの出場者より良い演奏ができた。俺は優勝を確信した。
しかし、優勝したのは他の高校生。俺はそれまでありもしなかった特別賞にさせられた。
けどそのときは俺の音楽の全てを否定されたようだった。
それ以来、俺は人前でピアノを演奏するのをやめた。
お前の伴奏を演奏するまで。お前の演奏で別れの曲を弾くまで。
正直言うとな。他の楽器の伴奏をするのは初めてだったんだ。
だけどお前の音と合わせたとき、俺の中の音楽が大きく広がるのを感じた。
ひとりぼっちだった俺のピアノ。固く閉ざされていた扉が開くのを感じた。
今まで背を向けていたモノにようやく正面から向き合うことができた。
日野、お前のおかげだ。感謝してる」

と(土浦くん萌えですv(≧▽≦))

えっと…。ちょ、ちょっと香穂ちゃんの反応が薄いような気がするんだけど…。仕方ないかな。
香穂ちゃんは、コンクールメンバーみんなの香穂ちゃんvということで、
あまり深い感情を見せることなく、ふわりと微笑んでいました。


またまた場面変更で、ここは森の広場、かな?

懸命に練習する香穂ちゃんのまわりを柚木先輩親衛隊さんが取り囲みます。
とにかく、不愉快、なんでしょうね。
大した実力もないのに、あの柚木先輩と同じコンクールに出ることができる。
言葉を交わしたりできる。なんなのアンタ、もう、許せない、って感じです。

「耳障りなのよ」
「残り少ない柚木さまとの貴重な時間を無粋な音で台無しにしたくないわ」

なおも言い募ろうとしたところで、また、真打ち登場です。
(どこかに隠れてたのか、と思うくらいの、素早い登場です)

「どうかしたのかい?」
親衛隊さんたちも柚木先輩の前では良い格好したいんでしょうね。
「では柚木さま、私たちは失礼します」
さっきのセリフを疑いたくなるくらい、鮮やかに退散していきます。

「柚木先輩…?」
さっきの笑顔はどこへ? っていうくらい、柚木先輩は香穂ちゃんを軽く一瞥すると、つぶやきました。

「ずいぶん、音が変わったな。── 音が変わったヤツがもう1人」

(1人、なの? 3人いるんじゃないのかな…?/汗)
って思ってると、いつもの♪い ち び ょ う ごとに〜、が流れました。


今回は土浦くんの素敵なところがたくさん拝見できたような気がしますv
また、コンクール参加者さんの香穂ちゃんへの思いと、その他大勢の香穂ちゃんへの思い。
すごく温度差がありますね。
あと4話で上手く終息するのかなあ…。

次回も楽しみにしてますv
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